「プログラマー」≠「PG」

私にとって、日本の中でだけ使われていると言われている「SE」・「PG」という役割は全て、プログラマーが担う職能だと思う。

「SE」・「PG」を別の人間が専任で従事する環境を善しとは思わない。

職種はあくまでもプログラマーという技術者・エンジニア。

プログラマーは自ら顧客と対話し・プレゼンもし本当に何が欲しいのかを自ら知り、そこから仕様を決め実装もテストも出来ないと務まらないと思う。

これから生き抜いて行く上で、また、自らの価値を高める為にもどちらか一方しかできないのではなく、どちらも必要に応じて役割を担えるようでありたい。決して「口」だけでも「作る」だけで終わらずに成果や対価となる結果をコンスタントに出すことを追求したい。


日本式の「SE」と呼ばれる状況がすでに不健全だと感じる。最近は万が一そう呼ばれると屈辱に似た感情を抱くようにもなった。文脈上「SE的な工程」という意味で他人に説明するときにSEという略語を出すが、「私はSEです」とか「私はPGです」とか死んでも言わない。


私はプログラマーです。




ちなみに、業務レベルのプログラムを書ける前提であればアルバイトとしてのプログラマーの時給は一般的に高賃金な印象を受ける。もともとコードはそこそこ書ける自負もあったので実際にステップアップのつもりで経験値を得るために一時的にアルバイトを数ヶ月やってみたが、独り身なら生活に不自由することは全くなかった。SEで同じことができるだろうか?