キシュヘン

AH-J3003Sから同じ日本無線WX310Jに電話を代えた。はじめての機種変と呼ばれる儀式。
「携帯電話(PHS)なんて電話出来ればいいや」と通話以外の機能に全く興味が無かったが(デザインは重要!)、普段の生活でフルブラウザに利用価値が出てきた事で、また、ドキュメントビューワー付き、Javaアプリ対応という点で踏み切る。(メーカー仕様表

元の端末が途中一度解約している関係上、6ヶ月未満での機種変、金額42800円也。

アホみたいな値段の高さだ。金銭感覚おかしくなりそうだ。仮に機種変キャッシュバック(-4200円)に申し込んでも、3万以上するなんて。この金額自体もそうだが電話を使う事で発生するお金の内訳を真面目に考えると興味深く止まらなくなる。

インセンティブ制度を通して代理店を増やし利用ユーザー(調達先)を獲得後はギリギリに設定してある通話料あるいは一定金額が黙っていてもお金が入ってくるキャリアのビジネスモデル。キャリアにとって都合が良いのは一定の売上が見込める状態が続く事、博打要素の強い家電製品の製造販売などに比べても「売上予測」がし易いという事なのだろうか、等と、今の自分の会社と重ねて見えたりもする。

便利になったといってもお金とコミュニケーションを天秤に掛けているんだと考えたりすると、お金が集まり経済活動が成立している事実(企業の社会貢献)があるにせよ、携帯電話を当たり前のように使い毎月決して安くない対価を支払う今の状況には変な違和感を覚える。気のせいだろうか。年齢のせいだろうか。

利用ユーザーの目的という切り口で見ると、携帯電話・メールの普及の原動力は延々気の合う人とおしゃべりを続けていたいという欲求に基づき、その欲求解消の為の対価にお金を支払っている事になるんかな。
個人的に電話、メール等でおしゃべりは続ける気にはならない、が、同じ人として考えればそれとは違う形で似たような欲求を抱え解消している、と考えるのが妥当なんだろうか。


…とまあ、量販店のポイントカードにポイントが溜まり、おかげでオプション品もタダ同然に購入できたのであれこれ考えないことにしとこう。

センサーでの操作が楽だ。ちまたでは賛否両論のようだけどあの不快なボタンを操作する音が軽減出来るだけでもいい。(感度最高にしないと殆ど反応しない…)


相変わらず自分には携帯のカメラ機能は不要だ、という事実は少なくとも間違いない。