従業員の生産性と管理職の生産性

こういう取り組みをどうやれば自分達にも実践できるだろうか。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/a/biz/shinzui/shinzui0823/shinzui_01_1.shtml「会社のPC」は無くなる より

 名前は明かせませんが、非常に高度なセキュリティー上の制約条件を抱えて、仕事をしてきた、ある組織の人たちが、このアイデアに関心を持って、ある取り組みをしています。そのアイデアは、我々が「従業員所有PC」と呼んでいるものです。
 従業員所有PCに取り組む企業は、例えば従業員1人に年間1000ドルを提供します。この1000ドルで、従業員は自分のコンピュータを買うことになります。一定の仕様は備えたものでなければならないこととします。マイクロソフトWindowsXPのあるバージョンでなければならないとか、ある外国のソフトウェアをインストールしなければならないとか。安全な方法で会社の情報システムと通信できることも必要です。このためにある種のソフトウェアをインストールしておくことになるでしょう。以上のようなスペックさえ満たせば従業員は好きなマシンを買えます。

究極的には、何1つ不満の無い立派で快適で納得できる環境を全て企業が従業員に提供できれば、こういうアイディア自体不要かもしれません。(もしかしたら、たまに目にする Google で働く社員の声みたいなものを思えば、そう考える事自体が不毛なのかもしれないけど)

1つだけ言えるのは「うちの会社には資金が無いからできない」という回答は、誰も望んでいないということ。

管理と生産性のバランスは、結果が良い方向に向かう様、互いの立場の人にとってどちらも有意義になるような、そんな考え方や姿勢が根付いている会社がもっともっとあって欲しい。一方的にスペイン流管理(google:スペイン流管理)のように高圧的に捲し立てても望ましい結果は期待できないから…。